通常、アメリカの高校であれば、このページは各学校のSchool Counselorと呼ばれる人が記入する。日本でいえば、進路指導の先生に当たるだろう。しかし、英語の願書である以上、高校の進路指導の先生にお願いするのは、必ずしもいい方法ではない。
代わりに、英語の先生にお願いしてみるのも手かもしれない。そもそも推薦状などをお願いしている英語の先生がいれば、さらに適任であろう。願書を英語の先生に記入してもらった上で、学校には、School Counselorがいないことを備考欄に明記してもらえばいい。
ところで、この願書の重要性について、認識しておいてもらいたい。というのも、ここに書かれていることを元に、大学側は、出願者の属する高校のランクを見定めることになるからである。有名な高校の出身であれば、多少成績が悪くても、多めに見てもらえるかもしれないし、日本の場合、高校入試制度があるため、有名校に在籍していることをアピールするだけで一定の評価をもらえるはずなのである。School Counselorの代わりを担ってもらう先生とよく相談し、備考欄やSchool Profileを活用して、自分の高校を上手にアピールしてほしい。