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日本では、高校を卒業して、そのまま海外の大学へ入学する人は、さほどいない。特に、語学留学ではなく、海外のトップ大学で勉強するという道のりは、ほとんど未開拓のままだ。このブログは、海外の大学に行くための「超具体的」なプロセスを紹介することにより、日本の高校生に、アメリカの大学に進学するという選択肢の存在を知ってもらい、さらには、アメリカを代表する名門大学への進学を真剣に検討してもらいたいという私の願いから生まれた。

2009年4月19日日曜日

海外留学のための奨学金

アメリカの大学の学費は高いため、奨学金をもらって海外で勉強したいと思う人も多いだろう。しかし、現在、日本国内で高校生を対象に、学部留学する人に支払われる奨学金はほとんど存在しない。リベラルアートカレッジに留学する人を対象に、フリーマン奨学金と、グルー・バンクロフト奨学金が存在するが、これらの奨学金は一般の大学に留学する場合は、対象とならない。

しかし、ブログで前述の通り、アメリカのトップ大学においては、そもそもファイナンシャルエイドが存在するため、家庭の収入に応じて学費を払えばいいのである(たとえば、ハーバード大学の場合、家庭の収入が60000ドル以下の場合、学費・寮費・食費が免除されるばかりか、生活費も一部支給される可能性があるのだ)。ゆえに、留学生を対象にしたファイナンシャル・エイドが存在する学校に合格できれば、学費はさほど心配する必要がない、と考えることもできるだろう。

海外大学への学部入学をお考えのみなさん

現在、日本で得られるリソースがかなり限定されていることは否めず、日本から出願する際の大変さは、現地の学生に比べれば、人一倍でが、その結果得られるものも大きいと思う。