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日本では、高校を卒業して、そのまま海外の大学へ入学する人は、さほどいない。特に、語学留学ではなく、海外のトップ大学で勉強するという道のりは、ほとんど未開拓のままだ。このブログは、海外の大学に行くための「超具体的」なプロセスを紹介することにより、日本の高校生に、アメリカの大学に進学するという選択肢の存在を知ってもらい、さらには、アメリカを代表する名門大学への進学を真剣に検討してもらいたいという私の願いから生まれた。

2009年10月19日月曜日

留学斡旋業者とのつきあい方

英語力がなくても海外に留学できる、簡単な試験で名門大学に入学できる、といったうたい文句で宣伝している留学斡旋業者はごまんとあるが、それらの業者が提供するサービスを信頼していいのだろうか。

考えてほしいのは、何のために留学するか、ということである。本ブログが対象としているのは、あくまで海外の名門大学で学問をし、高いレベルでの知見を得ることに関心がある人であり、単に英語の勉強や国際理解のためにいくのであれば、アメリカの大学に正規入学する必要など一切ないはずなのである。ゆえに、簡単な手続きで留学できるようなサービスを提供している企業があれば、その企業のサービスは利用しないでほしい。

四年間、正規入学して海外で生活するのと、単に数週間や一学期間留学するのは、その深みがまったくことなる。勉強や現地での活動への力の入れ方もことなってくるはずだ。短期間いれば「楽しい」ですまされるようなことが、四年間通っていれば、当然「だるい」「つまらない」「つらい」に変わっていく場合も往々にある。それでも、海外に行きたいような人こそ、正規で入学し、海外の大学で勉強してほしいのだ。

海外大学への学部入学をお考えのみなさん

現在、日本で得られるリソースがかなり限定されていることは否めず、日本から出願する際の大変さは、現地の学生に比べれば、人一倍でが、その結果得られるものも大きいと思う。